■ヘルニアの手術に失敗し夏でも脚を氷水につけたように|60代男性

こんにちは、西宮の沢ストレッチ整体院院長の帯川です。当院で整体を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は腰椎椎間板ヘルニアです。
※このブログは開院前に職場の同僚を私が施術した内容を記載しております
■来院された方:札幌市在住・60代・男性
■主な症状:脚のしびれと感覚麻痺
来院までの経緯
20年ほど前、左脚がしびれだし段々と感覚がなくなってきたので病院で診察を受けた結果、重度の腰椎椎間板ヘルニアと診断。医師がすすめる通り手術をしたが、その後、膝から下は夏でも脚を氷水につけたような感覚になり手術は失敗したのだなと認識。
職場の同僚だった私(帯川)がヘルニアの手術を回避したり、手術が失敗した人が改善した実績が多数ある『中川式ストレッチ』をすすめ、お昼休みに施術することとなった
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント
- 膝から下の感覚が冷たくなり真夏でも厚手の靴下をはいている
- 脚の感覚が戻らないまま一生を過ごすのかという不安
- 脚のしびれと痛み
初回来院時の体の状態
- 腰・お尻(臀部)・ふともも(大腿部)の筋肉がとても硬くなり血流が非常に悪くなっている
- 痛みを避ける姿勢が癖になり全身のバランスが崩れている
- 腰の痛みに伴い歩幅が狭くなっている
- 腰の痛みはもう改善しないとう不安を強く持っておられる印象
施術経過
■1週間目(週2~3回のペースで施術)
体全体の筋肉がとても緊張(硬直)している状態。ストレッチをするも柔軟性を取り戻せた感じはあまりなし。施術を継続していけば改善の方法に向かうと励ましの言葉をかける。
■2週間目(週2~3回のペースで施術)
少しづつ脚に温かさが戻ってくる感覚を感じはじめ、表情が和らかくなってくる。お昼休みのストレッチをとても楽しみにしてくれている様子で自分でも積極的に自宅でのストレッチを開始
■3週間目(週2~3回のペースで施術)
ストレッチをする度に改善していると実感してくれるようになる。この頃は自宅でのストレッチ&トレーニングの大切さを認識してくれ、ストレッチベンチを家に置きたいと要望され早速取り寄せる。家でもストレッチベンチでストレッチをするようになった
■4~8週間目(週2~3回のペースで施術)
引き続き週2~3回のペースでストレッチを継続。8週目頃には以前のように脚に温かさが戻り、できなかった正座やあぐらもできるようになる。その後は自宅でのストレッチのみで腰痛が再発するこはなくなりジョギングが出来るまで回復した
この方にいただいた感想
本当に改善するのかな?と半信半疑でしたが、帯川さんが熱心に進めてくれるので毎日中川式ストレッチをしてもらうことになりました。最初はなかなか改善されずに、やっぱり駄目なのかなと諦めかけた時期もありましたが、帯川さんが励ましてくれたおかげでお昼休みのストレッチと自宅でのストレッチを頑張ることができました。
手術が失敗した時には、このまま脚の感覚が戻らない人生を過ごしていかなければならないのかと、とても暗い気持ちになっていましたが、今ではジョギングが出来るまで回復しとても嬉しいです。
帯川さんと、中川式ストレッチを考案した中川先生には心から感謝しています
院長から
当院で施術している中川式ストレッチ整体は、椎間板ヘルニアの手術を回避したり、手術に失敗した人が改善した事例が多数あります。当院にご来院いただいた方には詳しくお話を聴き、その内容からどんな施術をしていくかを組み立てていきます。
この方のように手術に失敗したり、長年の体のトラブルの結果、重症化されている場合は改善するまでにどうしても時間と回数が必要になってしまいます。
時間はかかりましたが改善していくことで喜びを感じ、ご自身でも自宅でのストレッチ&トレーニングを実施してくれたおかげで、すっかり改善することが出来て施術者としてこの上ない喜びを感じています